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2008年4月
「線の快感」
「線スケッチ」を行う人が、最近おどろくほど多くなりました。
ところが半年、一年と続けた人の作品を見ると、かなりの人が「線の落とし穴」に入り込んでいるように感じます。
それは、ひとことでいえば「線に馴れる」ということです。「線に馴れる」結果どういうことになるかというと、「他の人と見分けがつかない絵」になります。自分の線が無いからです。
今、あらためて、あなたの最新作を見直してください。その絵の中に……
1 ただシャカシャカ描いた、俗っぽい「手馴れ線」は無いか?
2 モノのカタチをなぞっただけの「ぬり絵線」は無いか?
3 キカイ的に描き込んで密度をつけた「水増し線」は無いか?
etc……をチェックすることです。上のどれかに「ハッ」と気がつくと、破りすてたくなるはずですよ。
次からは、初心に帰って、ヘタでもいいから、思いきりのいい心込めた、自分ならではの線を引くことです。
たとえ一本でも、スーッと「斬れば血の出るような線」が引けたとき、全身をゾクリと快感がかけめぐるはずです。
ぜひそのような「線の快感」こそを味わってください。
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